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2018.09.28

機電系学生のインターンシップを成功させるためには

今やインターンシップは新卒採用活動の一部となってきています。
就職活動を始める前の学生に仕事内容を理解してもらい、魅力を感じてもらい、志望動機を高めてもらうのが目的であるのは言うまでもありません。

学生の夏休みを活用したサマーインターンシップが行われていましたし、これから開催する企業もたくさんあります。

そうした状況の中で、機電系学生のインターンシップを成功させるためにはどうしたらいいのでしょうか。
今回は機電系学生のインターンシップについて考えてみたいと思います。

2019採用活動と並行する2020年採用準備

多くの企業がサマーインターンシップを開催したり、これから開催するための告知活動を行ったりしています。
私も中堅中小企業のTOPや採用担当者からインターンシップの相談を多く受けます。
その中でも多いのが「機電系学生サマーインターンシップはどうしたら上手くいくのか」というものです。
そして、その相談をうけるのが夏間近だったり、既に夏になってからだったりします。

大学のキャリアセンターや研究室はインターンシップを積極的に受け入れていて、大企業などは4月くらいから大学訪問や研究室訪問を進めて、関係を深めて参加学生を確保しています。
しかし、4月は2019の採用活動が忙しく、中堅中小企業はマンパワーの問題などから4月には動くことができず、気がつけば夏になっているというわけです。
可能であれば4月にインターンシップの準備で大学訪問や研究室訪問をすることをお勧めします。
採用活動と同時進行となりますので、インターンシップ専任担当者を設けて、フットワーク軽く動くのが理想ですが、かなり難しいというのが現実です。

中身よりもいかに認知してもらうか

そうした中、機電系学生のインターンシップのプログラムやコンテンツなど中身に関する相談が多いのですが、まずは学生に自社がインターンシップを開催することを知ってもらうことが先決です。
もちろん中身も重要ですが、インターンシップの現状は前述したとおりで、既に大幅に出遅れているといった認識を持つことが大切です。

だからと言って諦めることはありません。
これからでも企業の訪問を受け付けている大学はたくさんありますので、社員に卒業生がいる大学を中心に学校訪問や研究室訪問をして、少しでも認知してもらうようにしましょう。
就職のナビサイトでもインターンシップ特集などを行っていますので、そうしたところに掲載するのも効果がありますし、私たちのようなコンサルタントに相談するのも一つの方法です。
また、当社でも販売していましたが、機電系学生が目にする専門紙、専門誌などにコンタクトをとって、掲載してもらうという方法も有効です。
とにかく、インターンシップを行うことが、学生に認知されないことには意味がありません。
中でも機電系学生に認知してもらうためには、かなり地道な努力が必要なのです。

やればいいというものではない

いかに学生を集めることが大変で重要かは理解していただいたかと思います。
次は、プログラムやコンテンツなど中身です。
文系学生向けに1Dayのインターンシップを行っている企業も多くありますが、理想を言えば、機電系学生は最低でも2日は必要です。
機電系学生の専門知識欲などの欲求や興味を満たすためには、机上での説明だけではなくCAD上で設計をしてみたり、3Dプリンターを使ってモノづくりしてみたりといった、実際に手を動かす実践型インターンシップでないとダメです。

とは言え、実際のモノづくりはなかなかできないという企業もあり、レゴブロックなどを使ってモノづくりの疑似体験を行うケースもあります。
あと、必ずやるべきなのは工場見学です。
機電系学生は工場の環境や機械に興味を持っています。
ですので、工場見学のときの姿勢や態度で自社に興味を持っているかは、ある程度わかります。

いずれにしても、インターンシップの内容はもちろん、大学、研究室、学生への認知活動など課題が多く、中堅中小企業が機電系学生のインターンシップを成功させるのは簡単ではありません。

「インターンシップが主流になってきているから」「他社がやっているから」といった日本的発想で行うのであれば、正直やらない方がいいくらいです。
むしろインターンシップを行ったのにあまり魅力を訴求できなかった場合、翌年、学生の参加が激減してしまうといったこともあり得ます。
OBが後輩学生からインターンシップの相談を受けた際、「あの企業のインターンシップは行ってもあまり意味がないよ」とアドバイスをしたりするためです。
うまくいかないと翌年以降にも影響する可能性があるのです。

機電系学生の興味や知識欲を満足させられるような内容にするためには、機電系学生が実際に働く現場の協力が必要不可欠です。
現場を含め全社で共通した認識を持ってインターンシップを行うことが大切ですし、何よりもTOPがしっかりとした覚悟を持つことが重要なのです。

以上、何かのご参考になれば幸いです。

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