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2016.01.13

採用今昔物語 新卒採用 最新母集団形成手法

新卒採用の母集団形成は時代とともに大きく変化しています。
景気の良し悪しで企業の新卒採用意欲はその年によって変化しますし、ツールの技術的な進化で新卒採用の手法も今と昔とでは大きく異なってきています。
年も明け、2017年新卒採用計画を具体的な行動に移す企業も多いと思いますが、今回は「新卒採用 最新母集団形成手法」について考えてみたいと思います。

分厚い紙媒体とハガキが母集団形成の基本だった30年前。

私がリクルートに就職した約30年前は、学生の手元に電話帳のような厚さのRECRUIT BOOK(就職ガイドブック)が何冊も届き、そこに付いているハガキを1枚、1枚、学生が記入して志望企業に送るというのが、ごく当たり前のことでした。
多くの企業が、数百万円という掲載料金を支払ってRECRUIT BOOKに自社の採用記事や広告を掲載し、学生から送られてきたハガキを採用担当者が名簿化して管理。

その母集団名簿を元に会社説明会の案内状を送付したり、面接の電話連絡を入れたりしていたのです。
電話も現在のように携帯電話が普及していなく、自宅や学生の下宿先の固定電話への連絡でしたので、就職活動で動いている昼間ではなく夜の時間帯での連絡とならざるを得ません。
採用活動のオンシーズンは採用担当者の残業時間が激増、学生の方も夜は外出せずに企業からの連絡を待ったものです。
携帯やメールが当たり前に使われる現在とは状況は大きく違っていました。
まあ、時代が違うと言えばそれまでですが…。

その後、1995年に「Windows 95」が発売され、日本でのパソコン普及率が一気に増加しました。
その流れに乗ってリクルートは1996年に「RECRUIT BOOK on the net」として、紙に掲載していた情報をネットで展開するサービスを開始します。
翌1997年には「リクルートナビ(リクナビ)」として就職ポータルサイトを構築しました。
その後、リクルートを追従して多くの企業が就職ナビを展開しましたが、今は「リクナビ」「マイナビ」の二強になっています。

ダイレクトリクルーティングの登場で母集団形成手法に変化。

就職ナビは、多くの企業が活用しています。学生に新卒採用を行っている企業として認知してもらうためには効果があります。
また、ある程度、大量の人数を採用する企業にとっては、効果的な母集団形成手法だと言えます。

しかし、私のお客様の中には毎年5名程度の新卒採用をするといった企業もあります。
ただ、その企業への就職ナビのエントリー数は1万人を超えています。
その中から会社説明会、面接まで進むのが200人くらいです。
学生は就職ナビで興味を持った企業にはとりあえずエントリーをしますので、エントリーがあるのは学生の目に留まった証拠ですので、喜ぶべきことではあります。
しかし、大量採用をしていない企業にとっては、エントリー者数があまりにも多過ぎることは効率的な採用とは言い難く、手間も相当かかりますので、単純に喜んでばかりもいられません。

数年前ですが、Facebookを使って母集団を形成する会社が新たに出てきました。
拡散するスピードは速く、会社説明会への参加人数も目標人数に達しているところも多いようです。
反面、会社説明会に参加するという意識が低いというか、学生の動機づけが弱いという声も聞きます。
SNSを活用した新しいやり方として注目されていますが、改善すべき点も多いようです。

そうした中、中途採用でも注目を集めている「ダイレクトリクルーティング」を展開し、企業の採用活動を支援する企業が出てきています。
学生がサイトに登録して、自分の得意なことや学生時代の体験の文章や画像を掲載するのです。
企業の採用担当者がそうした学生のプロフィールを見てオファーメールを送るというものです。

自社の採用スタイルに合った手法を選択することが重要

ダイレクトリクルーティングサイトへ登録する学生の大半はITリテラシーが高い学生と言えますし、各企業、優秀の定義が若干、違いますが、いわゆる「尖がっている」学生も登録しているようです。
勿論、全員ではありませんが、起業への意欲も持っている学生もいますので、大企業だからといった企業規模などではなく、自分の思ったことが実現できる会社かどうかといったことが就職先決定の判断基準とする学生も多いようです。
ですので、企業と学生双方の思いが合致すれば、効率的な採用が実現出来ます。

だからと言って、就職ナビに掲載し、会社説明会に多くの学生を動員するより、効率的と考えるのは早計です。
学生に自社の事業や人の魅力、企業としての発展性をアピールできなければ、見向きもされず一人も採用出来ずに終わる可能性も大きいですし、学生にこまめに何度もアプローチをする必要も出てきます。

また、ここ数年で多くの企業が実施するようになった、インターンシップに特化したダイレクトリクルーティングを行う企業も出てくるなど、新卒採用の母集団形成手法は変化の時期を迎えている感じがします。

経営者の中には常に新しいことにチャレンジしたがる方も多いと思いますが、新しい手法が必ずしも自社に合っているとは限りません。
企業掲載数、学生の認知度が高い「リクナビ」「マイナビ」は、安定した母集団形成に適しています。

それぞれの手法のメリット、デメリットを考慮するとともに、求める人材像、採用人数など、自社の採用スタイルを今一度見直して、自社に合った手法を選択することが大切です。
この辺の手法の選択はプロに相談することをお勧めいたします。

私も時代による変化をしっかりと把握しながら、各企業に合った母集団形成手法を提案していきたいと思っています。

以上、何かのご参考になれば幸いです。

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