3月に入り、中堅中小企業ですとそろそろ内定出しの声も聞かれる時期だと思います。そこで今回は人事責任者、人事担当者の方に向けて「意味のある内定者フォロー」をテーマに進めていきたいと思います。私は会社を経営する傍ら、これまで採用の”現場”を見て、様々なアドバイスを行ってきました。アドバイスだけではなく、自らも採用実務者として多くの企業を支えてきました。また、学生のビジネススクールの運営にも関わっており、最近の学生の生の声にもたくさん触れています。本ブログでは、これまでの経験や、そこで得たノウハウを少しでも現場で活かせる為の情報発信を行っていきます。
内定者フォローの種類
皆さんは内定者フォローというとどのようなイメージされますか?私はこれまでの経験から内定者フォローには以下、4つのやるべきことがあるかと思います。
1. 理想と現実のギャップの解消
2. 社会人への動機付け
3. 即戦力化
4. 内定辞退防止
上記、時期を見ながら、内定学生の志向に合わせて、バランスよく実施していくことがポイントです。「1.理想と現実のギャップの解消」「2.社会人への動機付け」「3.即戦力化」については外部研修等への参加や社内研修を実施している企業も多いですが、最近の一つの流れとして、内定者の時期にアルバイトの扱い等で実際の仕事を体験させる企業も多くなってきています。入社前に仕事体験をさせるとかえって悪影響になるのではないか?との声も聞きますが、私の経験上、そういう学生を入社させても結局は退職してしまうことが多いので、それはそれでやむなし、と考えるべきだと思います。
あと、学生にやらせる仕事が無い、との声も聞きますが、MTGへの出席、朝礼への出席等、考えればいろいろあると思います。我々社会人にとって当たり前すぎる上記のようなことでも学生にとっては新鮮なことばかりなのです。最後に学生の世話役の社員の方の人選には気を配るべきでしょう。概して優秀な社員の方は忙しい為、学生の世話などやっていられない、ということがあると思いますが、そういう場合にはトップや役員自らが学生の世話役を買って出るぐらいの意識が必要だと思います。
内定者フォローの一つに内定辞退防止がある
1.で内定者フォローのポイントについて述べてきましたが、内定者フォローの一環として内定辞退防止があります。内定辞退防止にさらに4つのポイントがあります。
1. 同期意識の醸成
2. 会社理解の促進
3. 入社前教育
4. その他(感動系)
その詳細については6月上旬頃、再度、お伝えしていきたいと思います。
現在、これまでの経験をいろんな方に伝え、お役に立てればとブログでの情報発信と合わせて、無料にて1時間の採用コンサルティングを提供させていただいております。事前に採用の状況や体制等を教えて頂いた上で、効果を出すためのアドバイスをさせていただいております。まずは下記よりお問い合わせください。私はこれまでの経験を活かし、「ベンチャー企業」「未成熟企業」「草創期企業」=いわゆる「伸びしろのある企業」を中心に、精一杯お手伝いをさせていただく所存です。もしお役に立てることがございましたらお気軽にご連絡下さい。